卵子の衰えによる能力低下

女性の卵子は、毎月あたらしいものが作られるわけではなく、母親の体内にいるときにすでにその元は出来上がっています。そのため、年齢を重ねるごとに、だれでも卵子は老化していくのです。

卵子の老化は、受精能力や着床能力が衰える原因となります。そのため、毎月きちんと生理がきていて、体温のグラフもしっかりと二層になっていたとしても、なかなか妊娠にいたらないことも多くあります。

20代のカップルが、排卵日にセックスをしたとして、妊娠できる確率はおよそ2割といわれています。健康な20代であっても、2割しか妊娠できません。それが30代になると、一気にその確率は下がり、35歳になるとさらに下がります。また、仮に受精して、着床し、めでたく妊娠したとしても、卵子の老化により、ダウン症など障害をもったこどもの生まれる確率も上昇することになります。

また、高齢出産となるため、母体への影響も大きいのが特徴です。高齢出産となるとおこるリスクとしては、高血圧症などです。高血圧になることで、普通分娩ができずに、帝王切開になることもあります。また、高齢出産の場合には、産後も体力の回復や子宮の回復に時間がかかり、こどもの世話をするのが大変ということもあります。

現在では35歳からの妊娠、出産は高齢出産ということになっていますが初産の年齢が上昇するのとともに、多くの人が高齢出産をしています。将来こどもがほしいと思っているカップルならば、早めのほうがよいといえます。